今朝の 日本経済新聞 に「 ヒーローって何だろう 」というタイトルの ウルトラシリーズ に関するコラムが掲載されていました。

このコラムを書かれたのは、 ウルトラシリーズ を研究されている 神谷和宏 さんという方で、本業は北海道苫小牧市にある中学校の国語教師とのことですが・・・

2003年には ウルトラシリーズ で描かれた正義感や恋愛間などを論じたこちらの評論集「 M78星雲より愛をこめて 」を出版されており~

現在は年2回のペースで「 紀要ウルトラマン批評 」という冊子も発行されているそうです。

私も小学生の頃は ウルトラマン に夢中で、 ウルトラマン レオあたりまでは ウルトラシリーズ を見ていましたけど、興味があったのは ウルトラマン と怪獣や宇宙人との格闘シーンだけで、ストーリの内容には全く関心がなかったですね。

小学生だったので当然かもしれませんが・・・

今回の 神谷和宏 さん書かれたコラムを読んで、 ウルトラシリーズ に込められたテーマに奥深さを感じました。

コラムでは ウルトラマン 第23話「 故郷は地球 」に登場した怪獣「 ジャミラ 」にも触れられており~

ジャミラ はこのような姿をした怪獣で、子どもの頃はシャツから顔だけを出し、よく ジャミラ のまねをして遊んだものですが、元々 ジャミラ は人間で宇宙飛行士だったんですよねぇ~

宇宙で事故に遭い遭難した ジャミラ は、科学のために人間を犠牲にしたという国際批判を恐れた母国に事実を隠ぺいされ、助けてもらえないまま怪獣へと変異してしまいました。

見捨てられたことを恨み復讐のため地球に帰った ジャミラ ですが、人間だったことを公表されず怪獣として ウルトラマン に倒されるというストーリーです。

何ともやるせない気持ちになり、考えさせられる内容ですよね。

ウルトラシリーズ には、 ジャミラ が登場する「 故郷は地球 」以外にも名作と呼ばれるエピソードが数多くあるようで~

大人になった今、改めて最初から ウルトラマン を見たくなりました。

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