巨人 の 木村拓也 内野守備走塁 コーチ が、2日に広島市のマツダスタジアムで行われた広島との試合前の練習中に くも膜下出血 で倒れ、今日の午前3時22分に37歳という若さで亡くなられました。
プロ野球に関してはあまり詳しくないんですけど、 木村拓也 コーチ のことは名前のインパクトからも現役時代から知っていました。
木村拓也 コーチ は宮崎県の出身で、1991年に 宮崎南高等学校 からドラフト外で捕手として 日本ハム に入団し、その後は1995年に 広島 、2006年に 巨人 へとトレードで移籍しました。
昨年の 日本シリーズ 終了後に、 木村拓也 コーチ は現役引退を表明して、今季から 巨人 の 内野守備走塁 コーチ を務めていたのですが・・・
現役時代の 木村拓也 コーチ の通算成績は、プロ野球生活19年間で1523試合に出場し、1049安打、打率2割6分2厘、280打点、103盗塁、53本塁打だったそうですけど、この数字以上に捕手から野手に転向して、投手以外の全ポジションを守った経験を持っているというのはスゴイことですよね。
そんな 木村拓也 コーチ を襲った くも膜下出血 とは、一体どんな恐ろしい病気なんでしょう?
くも膜下出血 は脳を保護する3層の膜の一つである くも膜 の くも膜下 にはり巡らされた脳栄養血管の一部が切れる事が原因で、 くも膜下出血 を発病すると強烈な頭痛と一緒に、激しく嘔吐したり、意識を失ったりする事も多くあるそうですね。
くも膜下出血 をきたした症例の約40%は、病院に到着する前に死亡してしまうか、到達しても状態が悪くて手術することができないとのことです。
危険な くも膜下出血 を予防する唯一の方法は、破裂前に脳動脈瘤を診断して治療することなので、少しでも気になれば病院に行って検査するべきですね。
今年から 巨人 の 内野守備走塁 コーチ として、第2の野球人生を歩みだした 木村拓也 コーチ の死は、回避することが出来なかったのかと残念に思います。
ご冥福をお祈りいたします。