今日の昼頃ですけど、私の会社に飛び込み訪問で「薬箱を置かせて下さ~い」と、配置販売業の人が置き薬を持って訪ねてきました。
「 備えあれば患いなし 」(日頃から準備をしていれば、万一の事が起こっても心配することはない)という ことわざ がありますが・・・
私の会社には、もうすでに 置き薬 が3つもあるんですよねぇ~
おかげさまで私は体が丈夫で滅多に薬を飲むことがないですし、これ以上 置き薬 が増えるのもどうしたものかということで、丁重に 置き薬 の 配置 をお断りしたんですけど・・・
昔から私は押しに弱いんですよねぇ~
こういう性格だから会社に 置き薬 が3つもあるんですけど、頼まれればイヤとは言えないので仕方ないです。
ということで、新たな 置き薬 が1つ加わり・・・
とうとう 置き薬 が4つになってしまいました。
しかし、薬を使用しない人のところへ 置き薬 を 配置 して、いったい何の メリット があるのでしょう?
置き薬 といえば「 富山の薬売り 」が頭に浮かびますが、その歴史は300年以上も前にさかのぼり・・・
1690年(元禄3年)に富山藩第二代藩主・前田正甫(まえだまさとし)公が、江戸城内でにわかの腹痛で苦しむ三春(福島県)の藩主・秋田河内守(あきたかわちのかみ)に印籠から取り出した自藩の「 反魂丹 ( はんごんたん )」という妙薬を与えたところ、ピタリと腹痛が治まったとのことで、それを見た諸国の大名から、ぜひ自分の領内でも販売してほしいと依頼されたのがルーツとされているのだそうです。
配置販売業の会社がどれくらいあるかは知りませんけど、もう私の会社には訪問してこないことを願っております。
置き薬 があれば安心ですけど、これ以上 置き薬 が増えるのは勘弁してもらいたいですからね。