1977年(昭和52年)9月3日に読売ジャイアンツの王貞治選手が、アメリカ大リーグのハンク・アーロン選手が持っていたメジャーリーグのホームラン記録を抜く756号ホームランを放ち世界新記録を達成しました。
ということで、今日は「ホームラン記念日」なんだそうです。
この偉業が称えられ、2日後の9月5日に国民栄誉賞の第1号が王貞治選手に贈られました。
国民栄誉賞は福田赳夫内閣時代の1977年8月に創設された内閣総理大臣表彰のひとつで、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的とする」として贈られるもので、第1号の王貞治さん以降の受賞者はというと・・・
1978年8月4日に作曲家の古賀正男(古賀政男)さんが、「古賀メロディー」作曲による業績。
1984年4月19日に俳優の長谷川一夫さんが、真摯な精進・卓越した演技と映画演劇界への貢献。冒険家の植村直己さんが、世界五大陸最高峰登頂などの功。
1984年10月9日に柔道選手の山下泰裕さんが、柔道における真摯な精進・前人未踏の記録達成などの功。
1987年6月22日にプロ野球選手の衣笠祥雄さんが、連続試合出場世界新記録達成。
1989年7月6日に歌手の加藤和枝(美空ひばり)さんが、真摯な精進・歌謡曲を通じて国民に夢と希望を与えた功。
1989年9月29日に大相撲横綱の秋本貢(千代の富士)さんが、通算勝ち星最高記録更新・相撲界への著しい貢献。
1992年5月28日に歌手の増永丈夫(藤山一郎)さんが、歌謡曲を通じて国民に希望と励ましを与えた功美しい日本語の普及に貢献。
1992年7月28日に漫画家の長谷川町子さんが、家庭漫画を通じて戦後の我が国社会に潤いと安らぎを与えた功。
1993年2月26日に作曲家の服部良一さんが、数多くの歌謡曲を作り国民に希望と潤いを与えた功。
1996年9月3日に俳優の田所康雄(渥美清)さんが、映画「男はつらいよ」シリーズを通じ人情味豊かな演技で広く国民に喜びと潤いを与えた功。
1998年7月7日に作曲家の吉田正さんが、「吉田メロディー」の作曲により国民に夢と希望と潤いを与えた功。
1998年10月1日に映画監督の黒澤明さんが、数々の不朽の名作によって国民に深い感動を与えるとともに世界の映画史に輝かしい足跡を残された功。
2000年10月30日に陸上選手の高橋尚子さんが、2000年シドニーオリンピック女子マラソンで優勝・陸上競技で日本女子選手初の金メダルを獲得し国民に深い感動と勇気を与えた功。
で、今までに15人の方々が国民栄誉賞を受賞されております。
没後の受賞者が多いだとか受賞基準が曖昧など批判や議論が噴出している賞のようですが、貰えるものなら私は死ぬまでに受賞したいです。
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