民主党代表選 に立候補した 菅直人 首相 と 小沢一郎 前幹事長が昨日、日本記者クラブ主催の 公開討論会 に臨みましたね。
公開討論会 と言えば、討論会前に今の心境を表す 揮毫 ( きごう )が恒例の企画となっておりますが・・・
今の状況で 菅直人 首相 と 小沢一郎 前幹事長は、それぞれ何と書くのだろうかと注目が集まっていました。
まず 小沢一郎 前幹事長が書いたのは~
自分の名前だけでした。
これは「 無心で民主党代表選に臨む 」という気持ちを示したのか、それとも「 政治資金規正法違反事件は無関係 」と潔白を主張したかったのかどっちなんでしょう?
実際は頭の中が真っ白で、何も考えていなかったのかもしれませんけどね。
一方の 菅直人 首相は何と記したかと言いますと~
貫くことが出来ればよいのですが・・・
公開討論会 前の言葉としては、なかなか良いのではないかと思います。
と言いたいところなのですが・・・
菅直人 首相が書いた文字をよく見てみると、「 初 」という漢字が「 ころもへん 」ではなく「 しめすへん 」になっています。
確かに「 ころもへん 」と「 しめすへん 」は似ているので、間違えて使ってしまいそうですけどねぇ~
「 ころもへん 」を使う漢字は、「 袖 」「 袴 」「 裾 」「 褌 」「 襟 」など衣服に関係があり、「 しめすへん 」の場合は、「 祝 」「 神 」「 祖 」「 禍 」「 禅 」など精神的なことに関係してきます。
では「 初 」がなぜ「 ころもへん 」なのかと言いますと・・・
「 初 」という漢字は、もともと衣服を作るときの「刀」で「衣」を切る「 断裁 」を意味する漢字で、「 断裁 」というのは一番最初にする作業なので「 物事の最初、1番目、はじめのほう 」を表すようになったんだそうです。
ちなみに「 初 」という漢字の部首は「 ころもへん 」ではなく「 かたな 」なので、「 ころもへん 」で辞書を引いても「 初 」は見つかりません。
と言うことで、チョット話が脱線してしまいましたけど・・・
民主党代表選 の結果がどうなるのか気になるところですね。